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当・司法書士法人あおば登記・法務事務所に、平成22年12月から田中利親(司法書士)さんが入職しました。
これを受け、当サイトの「スタッフ紹介」、「事務所情報」、その他関係するページを更新いたしました。
田中さんは地元の弘前高校出身です。ここ数年、当事務所に入職した司法書士は、将来的には独立開業を前提に、その修業ということで入職している者が多いのですが、田中さんの場合は、当事務所で腰を据えて頑張って、いずれは社員司法書士(パートナー)を目指したいという意向だそうです。
将来の世代交代を考えると、太田1人で担える事務所ではありませんので、田中さんのその心意気は、まことに有り難い限りです。
本年の司法書士試験に合格したばかりで、新人研修もこれから、という段階ですが、飲食業を中心に様々な社会経験・対人経験を積んできた田中さんですので、すぐに貴重な人材になってくれるものと期待しております。
太田@あおばです。
十和田旅行の2日目は、まず十和田市現代美術館に向かいました。
以前にも一度訪れたことがあるので、まぁ「サラッと」回る感じで。
ただ、美術館の向かいに新しくできた「アート広場」には初めて訪れました。なかなか良い雰囲気で、素敵なところですねー。天気も良かったし、娘もはしゃいで、気持ちよく走り回っておりました。
同じポーズ、そして同じ表情をしてみました(^_^;)
帰りがけには、昨日のお宿と同様に、日テレ系の「ミリオンダイス」という番組で紹介されていた、「大竹菓子舗」さんで……
「お取り寄せグルメ」として全国的にも有名な「魔女のチーズサンド」を購入!
自宅に戻ってから食べてみましたが、すんごく柔らかふんわり、とろけるような口当たりで、かといって甘過ぎずクドくなく、といった感じで、とても美味しかったです。
それこそ、いくらでも食べられそうな美味しさでしたよ?。
最後に、「大竹菓子舗」さん本店に飾られていた「チュートリアル」のお2人、「イモトアヤコ」さん、「いとうあさこ」さんらのサインを。
どれが誰かなー?(^^)
太田@あおばです。
今日は八戸出張で、現在、八戸に向かう特急の中におります。移動中の暇つぶしに、久しぶりに更新するとしましょう。
先日、家族旅行で十和田市を訪れましたので、その模様をレポートします。
1日目は、昼過ぎまで青森の司法書士会館で会議がありましたので、3時頃に十和田市到着。
なのでどこも寄らずに、まっすぐお宿に向かいました。
旅館は、「野の花焼山荘」。
「じゃらん」の口コミもすごく高評価だったのと、前に日テレ系の「ミリオンダイス」という番組で、「チュートリアル」の2人や「イモトアヤコ」さん、「いとうあさこ」さんらが泊まったお宿として紹介されていたことなどもあって、一度は泊まってみたいお宿でした。
夕食は、
という立派なお品書きがありまして……。
「ホタテとウニの釜飯」……
オプションの「青森県産のA5ランク霜降り牛の陶板焼き」……
などなど、という感じのお料理でした。
どれも非常に手が込んでいて、噂に違わぬ、素晴らしいお料理でした。
ただ、そういう高尚なお料理ですと、逆に太田の庶民的な舌では美味しさが理解できなかったりする(^_^;)こともあるのですが、こちらのお料理は、どれもこれも、素直に「美味しい!」と思える料理でした。
お風呂も3種類あって、泉質も趣きも、すごく良かったですよ?。
スタッフの方々の細やかな心遣いといい、全てにおいて満点の旅館でした。お薦めです。
食堂も広くて大人数での宴会もできそうですし、機会があったら、いずれ事務所か、あるいは「あおぞら法務ネット」の忘新年会あたりで使ってみたいですねー。
太田@あおばです。
太田は現在、「弘前稲門会」という団体の事務局長を仰せつかっております。
「稲門会(とうもんかい)」というのは、早稲田大学の同窓会のようなもので、全国各地に存在するようです。
そのなかでも当「弘前稲門会」は、弘前市および周辺地域の早稲田大学出身者で組織されておりまして、現在の会員数は65名ほどです。
「稲門会」の活動内容は、地域ごとに様々なようですが、弘前では慶応大学出身者で組織する「弘前三田会(みたかい)」との交流が深く、勝手に「早慶戦」と称してソフトボール・麻雀・ゴルフなどで定期的に対抗戦を行って、互いに親睦を深めております。
先日(10/30)、そのイベントの1つである、「第26回 早慶親睦ソフトボール大会」が開催されましたので、軽くレポートをさせていただきます。
ここ2年間は、両会ともになかなか選手が集まらずに、開催できなかったこの大会。今回はなんとか両会とも9名ぴったりの選手が揃いまして、3年ぶりの開催となりました。
結果から申しますと、早稲田4?6慶応で、惜しくも敗退。
例年は早稲田の方が強く、何でも平成15年以降は早稲田の負けが無かったそうなのですが、太田は入会して初めての敗戦を味わうこととなりました。
慶応チームは、特に二遊間の堅守が光っていました。アウトの半分がショートゴロということで、うまく打たせられたなー、という印象です。
太田個人としても、「投げる」だけが苦手で、「捕る」と「打つ」はそれなりにできるつもりだったのですが、3年間のブランクの間に、「捕る」と「打つ」もかなりレベルが下がってしまったようです。これでも、小学校の野球部では、強肩強打の5番レフトだったのだけど、今は見る影もなく……(>_<)
来年以降は、しっかり事前練習して、内野守備でも担えるくらいにならなければ、と心に誓った次第。
夜は三田会の皆様と合同で、やはり恒例の懇親会を開催し、大いに盛り上がりました。
その席で、「意外に、稲門会の存在を知らない早稲田出身者も多いのでは?」という話がありまして、「なるほど、確かに」ということで、今回このような報告をしてみることにしたのでした。今後も随時、稲門会活動を当ブログで報告し、アピールしていきたいと思います。
もしご覧の皆様方、もしくはその周囲の方々で早稲田出身者がいらっしゃいましたら、ぜひ太田までご連絡いただけますよう、お願い申し上げます!
太田@あおばです。
名古屋旅行のレポートの続きです。
今回は、旅行2日目に食べたものを振り返ってみましょう。
「旅は食べ物!」ってことで、旅行1日目は「天むす」、「手羽先」(ついでに「どて煮」)をクリアしたわけですが……。
2日目の昼は、「とんかつ いし河」の「みそロースカツ」および「みそ豆腐カツ」(だったかな?)を食べました。
数年前に事務所旅行で中部地方(岐阜周辺)を訪れたときには、この地方のミソ味は、東北人の舌からしても「しょっぱくて閉口だな?」、と感じたのですが、今回の名古屋の「味噌ダレ」は甘みがあってクドくなく、とても美味しゅうございました。
この「とんかつ いし河」のタレも絶品でした。もちろんお肉も。
そしてこの「豆腐カツ」も初めて食べましたが、味噌ダレのコッテリ感と豆腐のアッサリ感のバランスが良く、夫婦揃って感動してしまいました。
お店の人たちも親切で、ご飯やキャベツのお代りも笑顔で応じてくれて、すごく良いお店でしたね?。お薦めです。
次に、2日目の「3時のおやつ」は、「コメダ珈琲店」の「シロノワール」。
熱いパンケーキに、冷たいソフトクリームが徐々に溶けて、味が染み渡っていくところを食べるのは、初めての感覚で、とても美味しゅうございました。
そして、2日目夜は、「山本屋本店」で「味噌煮込うどん」を。
名古屋名物の「味噌煮込うどん」としては、この「山本屋本店」の他に「山本屋総本家」という、「よく似た名前の、しかし全く無関係の、別のお店」の2大チェーンが存在するのですね。
それを知らなければともかく、知ってしまったからには、どちらにしようか悩むところですが、太田はこのブログを参考に、「山本屋本店」を選択した次第です。
……がしかし。これがどうも、「しょっぱい」ということで妻の舌には合わなかったらしくて、結局はほとんど2人前を1人で平らげなければならないことになってしまいました(^_^;)
太田的には、味自体は良かったのですけれども、あの「コシが強すぎる」麺はどうもなぁ、って感じで。「慣れ」でしょうか。「柔らかめ」というオーダーもできるようだったので、そうしておいた方が素直に楽しめたかも。
太田@あおばです。久保さんの猫はカワイイね?。
さて、こちらは名古屋旅行のレポートの続きです。
皆さん、「名古屋おもてなし武将隊」ってご存知ですか?
別名は「イケメン武将隊」だとか。
彼らについての説明は、Wikipediaでも読んでいただくとして……。こんなに格好良くて大人気の彼らが、「名古屋市の臨時職員」であり、「元フリーターもいる」ってのが面白いなぁ。
ホントは名古屋城でお会いして、案内でも受けられればベストだったのですが、残念ながら当日は、彼らの主要メンバーが別の場所でイベント出演するということで、城内では会えませんでした。
それじゃしょうがない、ってことで……そのイベントを見に、「オアシス21」まで行ってみました!! っていうのはちょっとウソです(^_^;)。街の中心街で観光してたら、たまたま運良く遭遇したってのが正しいかも。
↓豊臣秀吉
声が甲高くて「ウキッキー!」ってな感じで、よく秀吉の特徴を捉えてます。
……って思っちゃうのは何でだろう。秀吉本人を実際に見たことはないのだが(^_^;)
↓徳川家康
うん、正統派。
↓前田利家
なぜに利家がトリ? そんなに大物でもない気がするが……。
2人の天下人をさしおいての、メインキャラ的な扱いは、よく分からんですねー。
ちなみに「名古屋おもてなし武将隊」全体では、利家の甥の「前田慶次」がメインキャラみたいです。まぁこれはしょうがないかなぁ。伝説上の人物みたいなものだし。演者も格好良いですよねぇ。ちょっと「もこみち」入ってる。
こんな感じで、演舞を繰り広げます。甲冑姿なのに、キレのある動きで、スゴイ本格的。
まぁこれなら、見応えあるよなぁ、と納得のステージでした。
にしても、スゴイ人出でした! こんなに人を集められる公務員(しかも臨職)って……。
それはそうと、あまりの人の多さに、ステージの途中から、娘と舞台袖に避難してたら、ちょうどステージ終了後に退出する「?武将隊」と接近遭遇……。
そしたら、これもイケメンの「陣笠隊」の1人が、ツカツカと私たちに近づいてきて……
爽やかな笑顔で、娘にパンフレットを手渡して、颯爽と去っていきました。
いやぁ、ステキでした。同性でもグッと来ましたね。
でもまぁ、3歳の娘には、まだ早かったかなぁ(^_^;)
太田@あおばです。名古屋旅行のレポートの続きです。
旅行2日目は、定番スポットということで名古屋城に行って参りました。
大阪城と似たような感じで、「戦後に再建されたお城(中にはエレベーターもあるビルディング)」「お城の中は歴史博物館」という感じでしたが、それだけに安心して楽しめましたですよ?。
特に良かったのが、タイミング良く、「観光ガイドボランティア」の方にガイドを頼むことができまして。しかも他の団体客との振り分けの兼ね合いで、なぜか太田家の3人に専属で1人のガイド(しかも?女子大生)が付いてくれまして。
このガイドさん、親切丁寧に各スポットを案内してくれたばかりか、エレベーターの開け閉めから、写真撮影まで、すっかり何もかもお世話になってしまいました。
そんなわけで、マスコットキャラクターの「はち丸」くんと共に……
そして、城内の目玉スポットの「金鯱」の上でも、しっかり家族3人の写真を撮って貰いました?。
にしても、このガイドのお嬢さんもそうでしたが、名古屋の方って一般の方々も含めて、観光客にすごく親切な感じでしたね?。
カメラを持ってウロウロしてたら、こちらからお願いするまでもなく周りの方が「撮りましょうか?」って声を掛けてくれたり。バスの中で一日乗車券を買ったら、乗客のおばちゃんが「その券は乗るときだけ見せればいいから、もう券は仕舞って良いのよ。」と説明してくれたりとか。
こういうところ、新幹線開業を控えた青森県でも、1人1人が意識していかなければならないところですねぇ。
ただ、人々はすごく温かかったんだけど、名古屋の街って、意外と「ベビーカーに冷たい!」作りでした。
東京や大阪とかなら、どこでもベビーカーや車イス用のスロープとかがあるんですが。名古屋ではだいぶ多くの場所で、ベビーカーを抱き上げて階段を上り下りしたなぁ、という印象が。
でもまぁ、2泊3日の旅行で、マイナスに感じた部分ってその1点くらいだったので。ホント名古屋、良い街でしたよ。
……って、なんだか「結びの言葉」みたいになっちゃいましたが、旅行レポートはまだ2日目の途中なので、まだまだ続きます(^_^;)
太田@あおばです。名古屋旅行のレポートの続きです。
名古屋駅に到着後、早速バスで、「名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク」に向かいます。
この日は平日(金曜日)ということで、アンパンマンミュージアムもそんなに混んでいませんでした。最大の目的地を、初日の平日に持ってきたのは大正解だったなー。
横浜のミュージアムにもあった、アンパンマンの「ストレッチボール」で遊べる広場がありまして、横浜では混んでてなかなかボールが回ってこなかったのですが、ここ名古屋では自由に遊べました。娘もかなりエンジョイできていたようです。
この写真はたまたま、なんかドリブルを開始しようとするサッカー選手みたいですね……(^^)。
いろんな遊具や施設を楽しんだ後、「劇場」でアニメ放映や、着ぐるみアンパンマンのステージを鑑賞。そしてフィナーレは、屋外ステージでの「だんすだんすミュージアム」でした。
演劇の途中で、子供達も舞台に上がって一緒に踊れる、という企画があったのです。
他にも10体くらいのキャラクターもステージに並んでいるのに、とにかく「アンパンマン命」な娘は、一目散にアンパンマンの元へ!
最後まで、アンパンマンの側を離れず、楽しそうに踊っていました。ホント好きなんだなー。
旅行1日目の最後は、これも名古屋の名物料理ということで、「手羽先」を食べに「世界の山ちゃん」へ!
上のお店の写真は、翌朝に撮ったものですが……(^_^;)
「世界の山ちゃん」が、全国展開しているチェーン店というのは承知のうえなのですが、それでも本場ですから行ってみないと!ということでチョイスしてみました。
あらかじめ、ホームページから予約して行きましたら、個室を用意してくれてたり、子供にオモチャをプレゼントしてくれたりと、すごく親切にしていただきました。
もちろん、手羽先を始め、料理もすごく美味しかったです!
太田@あおばです。
いやぁ、すっかり更新をご無沙汰してしまいました(^_^;)
いったんブログから距離を置いてしまうと、ちょっと時間ができたとしてもブログを書こうという気にならなくなるものですね?。
そこを反省して「今後はちょっとした日常的なことでも更新していこう」と心に決めつつ、とりあえずは先日の名古屋旅行のことについて書いていこうと思います。……っていきなり「日常的なこと」ではないですが(^_^;)
日本航空の経営再建に伴って、10月末で青森?名古屋の直行便が廃止されるということから、「その前に行っとこうか」的に企画した、今回の名古屋旅行。そしてメインの目的は、前回の横浜旅行と同様に、「名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク」に娘を連れて行くこと、です。
2泊3日の全旅程を通じて、ず?っと天候には恵まれましたね!
ご覧の通り、飛行機から見える富士山もキレイでした。考えてみたら、まともに富士山を見たのは、人生初めてかも……。
まずは中部国際空港で「千寿」の「天むす」を購入し、名古屋駅へ向かう電車「ミュースカイ」の中でパクリ。
「旅は食べ物!」というのが我が家の家訓(?)ですが、まずはノルマを1つ達成です。
次に続きます……
太田@あおばです。
怒濤の更新のおかげ(?)で、溜まってる話題としては、これが最後かな?
6/24?25の両日、「東京ベイホテル東急」で開催されました、「日本司法書士会連合会(日司連)」の定時総会に、青森県会の代議員として参加してきました。
「わかば」の久保さんも一緒です。
日司連の総会というのは、よくある「シャンシャン総会」ではありません。
執行部を鋭く批判する質疑なども多く、毎年白熱した議論が展開される、非常に面白い(?)会議です。執行部が提案した議案が否決されることも珍しいことではありません。
そんな総会において、「一言モノ申したい」と望む代議員は数多く存在するわけですが、質疑時間も限られておりますので、自由に質疑が行えるわけではありません。
基本的に、各単位会の会長推薦を受けた代議員は、優先して3分間の質疑ができるのですが、ブロック会長推薦だと5分間の発言が許されるとか、逆に「推薦無し」の質疑だと2分間しか発言が許されないとか、そういうシステムになっています。
昨年の会議では、我らが久保さんが質疑を行いましたので、今回は太田が青森県会の質疑を担当させていただくことになっておりました。
質疑のテーマとしては、司法書士の「業務賠償責任保険」に関する問題点について、です。
「業務賠償責任保険」というのは、我々司法書士が業務上のミスなどで依頼者に損害を与えてしまった場合、その損害を保険によって担保する制度です。この保険制度の存在によって、司法書士の信頼性を高めようとしているわけですね。
ただし、各司法書士個人がそれぞれに保険に加入するかたちですと、無保険の司法書士が出てきて困る可能性があります。これを防ぐために、司法書士「会」が保険契約者となって保険に加入するかたちを取っているのが現行制度です。司法書士会は強制入会の団体ですので、これによって必然的に、司法書士全員が保険に加入しているのと同じコトになります。
ここまでは良いのですが、問題はここからです。
例えば自動車任意保険ですと、「等級」という仕組みが用いられていますよね。
無事故の優良ドライバーだと、年々等級が上がっていき、保険料が段々安くなっていきます。逆に事故があると等級が下がって、保険料が高くなると。そういうふうに、保険料は「個人ごとの実績」で定められるわけです。
一方で、自動車の強制保険(自賠責)ですと、全国共通の保険料額となっていますよね。
これは「自動車の運転」という行為自体が、一定のリスクをともなうモノなので、被害者救済のため、事故のリスクはドライバー全員で分かち合いましょう、という制度だからです。
しかし司法書士の保険は、そのどちらの考え方でもなく、保険料が「司法書士会ごとの実績」で定められることになっているのが現状です。
例えば、A県の司法書士に事故があると、A県の司法書士みんなが負担する保険料が高くなってしまう。B県では事故がないので、B県の保険料は安いまま。とすると、A県の司法書士は、自分では事故を起こしたことがなくても、事故を起こした司法書士と同じ県に所属しているというだけで、特別に高い保険料を負担しなければならなくなるのです。
ある司法書士が事故を起こしたら、隣の司法書士の保険料も上がってしまう。特に地方の、少人数の単位会では、1つの事故でも影響は甚大となります。周りの目を考えると、「事故があっても保険を使えない」という事態すら生じかねません。
保険制度は、「ある県の司法書士」の信頼を高めるためのものではなくて、「全国の司法書士」の信頼を高めるためのものです。
そうであれば、自賠責の考え方と同様に、保険料を全国均一にして、事故のリスクは全国の司法書士全員で、薄く広く分かち合うというのがスジではないでしょうか。
……長くなってしまいましたが、以上のようなことを、日司連総会で質疑させていただいた次第です。
この保険制度の問題点は、東北各会でも関心が高い問題となっておりまして、これを取りあげようとした太田の質疑は、光栄なことに「東北ブロック会長」の推薦をいただくことになりました。
東北では1人だけに許された特別な推薦枠ですので、質疑時間5分に加えて、再質疑2分という長い発言時間を頂戴し、存分に問題点を訴えることができました。
そのおかげで、日司連執行部の皆様に対しても、議場の全国の代議員の皆様に対しても、良い問題提起ができたのではないかという手応えを感じております。
日司連の細田会長からは、「私自身も保険料は全国共通であるべきだと考えている。今後調整していきたい。」との発言をいただきました。
また、夜の懇親会などで、他県の多くの代議員の方々からも、単位会における保険制度の運用実務についてアドバイスをいただいたり、「素晴らしい質疑だった」「面白かった」(?)などのお褒めの言葉も頂戴しました。
全国共通化が難しいとしても、例えば東北ブロック会全体で保険に加入して、リスクを分担できるようにしようなどという声も出てきたりしてまして、今後はいろいろ前向きな動きが出てきそうな感じです。
太田も引き続き、青森県司法書士会および東北ブロック会の役員として、保険制度の改善に向け、できる限り働いていきたいと思います。