青森県内の司法書士有志で組織する、司法書士事務所の広域ネットワーク

検索結果

HOME  > 「」で検索した結果

おはようございます。
マイベストプロ青森にコラムを追加しました。
お暇な時にお読み下さい。
今回は「お墓」の法律です。


いわゆる「墓守り」の法律
mbp-aomori.com
 お墓は誰が引き継ぐの? 誰もがかならず最後に行きつく先がお墓です。お墓の問題はどの家族においても避けては通れない問題です。お墓は、お寺の檀家となり墓を建てる方、お寺ではなく自治体が運営する霊園にお墓を作る方、お墓は作らず海に…

シリアスあり涙あり笑いありの素晴らしい披露宴でした!

特に印象深かったのは、
①両親への手紙を涙ぐみながら読む新婦とそれを横で聞きながら涙する新郎。
②自分で作詞作曲した歌を熱唱する新郎とそれをポカ?んと聞いている新婦。
③友人代表のスピーチで一生懸命滑りまくる水戸氏。
④カッコイイ眼鏡の人が新郎新婦の間に割行ってピース。

今頃、新郎新婦はハワイに向かう飛行機の中です。御幸せに!!

fb.me/19JkJSEJV

posted at 19:20:43



不思議な縁を感じた今日の出来事。
チェックアウトでロビーに行くと、そこには新郎新婦、前出の水戸氏、岩手会同期の貫洞氏(以下、K氏と言います。)がいた。
披露宴良かったねぇ、とか、水戸氏滑ってたねぇ、とか、 お前の歌が1番滑ってたよ!とか、言いつつお別れ。
K氏と駅へ向かい、お土産を買ったところで、K氏が「せっかく郡山に来たので、郡山のラーメンでも食べて帰ります。」とお別れ。
僕は、乗り換えの仙台で、お気に入りの駅ナカ寿司屋で優雅にスーシーをつまみ、本屋に寄って、そろそろ新幹線の時間だなと改札口に向かうと、なんとK氏を発見!
「結局、郡山で適当なラーメン屋が見つからず、検索したら仙台に良さげなラーメン屋があったので、そこ行きます。」
「何系のラーメン?」
「山形ラーメンです。」
「。。。(どんだけラーメン食いたいんだ。しかも山形。)」
彼は雨降る仙台で傘も持たずに、無事ラーメンを食べれたのでしょうか。おしまい。

fb.me/31tbzLc9b

posted at 20:14:48

お墓は誰が引き継ぐの?

誰もがかならず最後に行きつく先がお墓です。お墓の問題はどの家族においても避けては通れない問題です。お墓は、お寺の檀家となり墓を建てる方、お寺ではなく自治体が運営する霊園にお墓を作る方、お墓は作らず海に散骨する方、埋葬の仕方はいろいろですが、弔う気持ちは一緒です。「先祖代々」という一つのお墓に入ることもあれば、親とは別に自分たちの家族の墓を別に建てる方もいらっしゃいます。このような一家のお墓の他に祭具(仏壇など)、系譜 (家系図)といったもの(祭祀のための道具)がありますが、これらは一体誰が受け継ぐのでしょうか。

お墓の引き継ぎは「相続」ではありません

旧民法では、「家」を中心として?祖先の祭祀を絶やさないこと、?子孫の繁栄を祈ることが、相続の中でとても重要視されていましたので、祭祀を営むための祭具やお墓は、家督を相続するもの(戸主)が受け継ぐものと定められていました。
しかし、戦後の新しい民法では、「家」制度を解体し、 家督相続も廃止しました。 相続は共同相続制として、 祭祀の継承については相続からは切り離しました。

そのため、墓を守り祭具を預かり法事などの祭祀を主宰する者を誰にするかは、法的には相続とは別の問題として扱われるようになりました。ですから、お墓や祭具や系譜などは相続財産として算入されず、相続税の対象にもなりません。

現行民法の弊害

現行民法では祭祀承継について896、897条に規定しています。お墓や祭具を相続財産から切り離した上で、「慣習に従って、祖先の祭祀を主宰すべき者がこれを承継する」と定め、但書きとして「被相続人の指定に従って祖先の祭祀を主宰すべき者があるときは、その者がこれを承継する」と規定しています。
このように、戦前の封建的家父長制を廃止するために、相続と祭祀継承を分離させた結果、現代の相続は財産分けだけが相続人の関心事となり、お墓を守ったり祖先を祭ることに対する責任が曖昧となってしまいました。

現在の家族や仕事の関係、これまでの親子間のわだかまりなどの様々な事情により、自分の親の墓であっても墓守りはしないというケースも見受けられます。そのように誰も墓守りをする方がいない場合はどうなるのか。法律では裁判所に祭祀承継者を決定してもらうように家庭裁判所へ申立をします。ただ家庭裁判所がある人を決定したとしても、その人がかたくなに拒否をする場合も予想されます。強制的に承継者とすることは事実上できませんので、落ち着くところは「永代供養」となります。

墓守りは大切な仕事

先祖代々の「家」の墓であるからこそ、お盆やお彼岸にお墓参りをする習慣が広く残っているとも考えられます。祭祀の承継は責任ある大切な仕事です。
承継する者はしきたりを覚えたり、さらに墓地の維持管理、法事の主宰、親類縁者への連絡などに結構お金や時間を割かなければならず、祭祀承継者は苦労する場面があります。しかし、それぞれの家でお墓を守り祭祀をとりおこなうという行為があるからこそ、人との縁が脈々とつながり、日本の文化が受け継がれていくこととなります。

祭祀(=墓守り)は、相続で受け継ぐもの、法律で受け継ぐものではなく、気持ちで受け継ぐ財産なのだと、祭祀承継の相談を受けるといつも思うところであります。

HOME  > 「」で検索した結果

【あおぞら法務ネット】  >トップページ  >加盟事務所  >更新情報  >ブログ  >SNS