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 太田@あおばです。

 私、自分で言うのも何ですが、わりと温厚な性格の人間でして、およそ立腹するってことは滅多に無い方なのですけれども……今回ばかりはさすがにムカッと来たので、書かせていただきます。

  •  相談者は亡Aの妹。
  •  亡Aには子が数人いるが、いずれも疎遠で、亡Aは一人暮らしだった。
  •  亡Aは、昨年8月に自宅で孤独死。それが発見されたのが10月だったので、そのタイムラグの間に振り込まれた年金は、「過払い」ということになってしまった。
  •  火葬や死亡届の手続については、相続人である子らが協力を拒否したため、お役所からの強い要請で、やむなく妹(相談者)が動かなければならなかった。
  •  そしたら、日本年金機構から相談者に対し、写真のとおり、「亡Aが余分に受けた年金を返納せよ」という書面が届いた。

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 もし亡Aの子らが全員こぞって相続放棄をしたというのなら、相続権が相談者に回ってくる可能性が高いですから、そうであれば相談者としては相続を承認して、返納義務も果す覚悟はあるのです。

 しかし、以上の経緯から、少なくとも現時点では、相談者は亡Aの相続人になっていないことは明らかでありまして、返納義務が無いのは間違いありません。

 文書には、「年金受給者の死亡届を提出してくださった方」を「相続人代表者として送付させていただきました」とは書いてありますが、そもそも相談者は相続人の一員ですらないわけで。

 この辺、相談者に代わって、ちょろっとお電話でもして説明すれば解決かな~、と思いまして、私、(サービスで)日本年金機構に電話してみました。

 

? ? ……ところが。機構の担当者いわく。

  •  Bさん(相談者)が死亡届の届出者だったので、Bさんなら「返納にご協力いただけるのではないかと思い」、この書面を「出してみた」。
  •  Bさんが相続人でなく、他に相続人がいるとおっしゃるなら、Bさんの方から、その旨を文章にして、できれば戸籍も添えて、こちら(機構)に送って欲しい。電話じゃ駄目。

 などと、とんでもないコトをぬかすではないですか!

 私も、それだけでは引き下がれません。

  •  「相続人じゃないんだから、返納義務も承継していないし、そもそも亡Aの預金口座に入った年金について何ら手を出すことも出来ないんです。」
  •  「相続人じゃないことは、この電話で認識していただいたのですから、今後はそちら様(機構)において、戸籍を調査するなりして、本来の相続人を捜していただくのがスジでは?」

 などと主張したのですが、どうも「暖簾に腕押し」でして。電話じゃ駄目、とにかく文書を寄こせの一点張りです。

 かといって、このまま放置しておくと、再度、機構から相談者へ重ねてお願いの書面が行ってしまいそうなニュアンスでしたので……不承不承ながら、機構へ送るための「懇切丁寧な通知書」、相談者のために、(サービスで)作らせていただきましたけどね(>_<)

 

 にしても。 支払義務の無い方に対して、「払ってくれたらラッキー」的に、支払を請求する文書を出すなんて、いわゆる「架空請求」のやりくちですよねぇ。

 しかも、それを電話で指摘されて、サラッと引き下がるならまだしも、開き直るとは、なんと傲慢な!(-_-#)

 

 「日本年金機構」って、官公署そのものではない「特殊法人」だそうですが、それでも国の委託を受けて業務を行い、役職員はいわゆる「みなし公務員」として扱われる、公の団体な訳で。

 そういう公の団体が、こんな「架空請求」まがいのことをして良いのでしょうか?

 

 ……などと、お上を批判するようなことを、事務所のオフィシャルサイトに大っぴらに書いちゃうと、後々マズいことになるやもしれませんが、あまりに腹が立ったので、後先考えずにアップしてしまいます(^_^;)

 太田は、今でこそ司法書士なんていう、そこそこ、まとも?な職業についておりますが……。
 実は小学校に入学するまで、平仮名もほとんど書けない(※自分の氏名の字だけは書けたらしい)という、ちょっと学習能力が劣った子どもでした。
 
 30年ほど前の話ですから、現在ほど幼児教育が盛んな時代ではありませんでしたが、それでも周囲の幼稚園児は、平仮名くらいは普通に書けていたようです。
 看護師だった太田の母ですら、我が子には何らかの「発達障害」があるのではないか、と本気で心配したそうでした。
 
 しかし、太田が小学校に入学したとき、担任になったT先生に、母がそのことを深刻そうに相談すると……。
 T先生は柔らかに微笑んで、「気にすることないですよ~。それを学ぶのが学校ですから。」と応えて、母を安心させてくれたそうです。
 その後の太田は、そのような包容力のある先生方のご指導の甲斐あって、それなりに学力を伸ばしていくことができたわけですが……。まぁそれは、また別のお話。
 
 
 今回の本題は、私自身のことではなくて、うちの長女(5歳)のことです。
 長女には、「公文式」( http://bit.ly/YhRWwb?)で国語の学習を受講させています。

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 ↑ ちょっと古い写真ですが、こんな感じです。

 受講させた動機は、実は前振り(太田の上述の経験)とは全く関係ありませんで。単に、長女の通う保育園では、保育園のお部屋を間借りするかたちで公文式の教室が開講されているものですから、ウチも周囲のお友達と歩調を合わせるかたちで受講させていました。 
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 こんな風な漢字の書き取り練習。見るとツラい思い出がフラッシュバックする!(>_<)……という方も多いのでは?
 
 にしても、小学校に入学するのはまだ1年以上先の話になるのに、平仮名・片仮名は完全マスターのうえで、もう漢字をガリガリ練習しているというのは、太田自身の当時の状況と比べると、エライ違いです。
 
 んで、昨晩の宿題の最後のページが、こちら。

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 設問の文章を読む限り、出題者の意図としては、回答の最後はこのように、「あつい(暑い)」「あつい(厚い)」と二度繰り返すのが正答なのではないかな、と思うのですが。

 
 横で見守っていた太田が、「じゃあ『うすい』の反対言葉は、なに?」と尋ねますと……
 長女いわく、「うーん、『濃い』かな?」と回答。
 
 おぉ。それはそれで正解です!
 おそらく長女としては、同じ回答を2回続けちゃいかん、という判断もあったのでしょう。


 やっぱり日本語って難しいな、と思うと同時に、我が子の柔軟な発想にちょっとだけ感心しました~、という出来事でした。

 太田@あおばです。

 東京旅行のレポートの続きです。
 (関連記事はこちらからご覧下さい。)

――

 原宿で遅め(結果的に)の朝食をとったあとは、昼食をとる予定のレストランの予約時刻まで、中途半端に時間が空いたので……

 って、この辺、「何の予定も挟まないで、ダイレクトに朝食から昼食かい!」って突っ込まれると、返す言葉もないのですが……

 行き当たりばったりに、見かけた「明治神宮」をお散歩してみました。

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 砂利道だと、ベビーカーが重い……。

 境内にて一休みしておりますと、長女がはしゃぎながら、何かを拾い集めています。

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 おぉ~っ、これが「ドングリ」というものですな!

 恥ずかしながら、父も母も、ドングリを意識して目にしたのは初めてでした。

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 長女が大好きなアニメ映画、「となりのトトロ」の中で……
 主人公姉妹がトトロからドングリを貰って、「庭が森になったらステキなので」とドングリを庭に巻いて、芽が出るのを待つ……というくだりがありますよね。

 長女はそれを思い出したのか、ドングリを弘前に持って帰ると言って、聞きませんでしたが、「このドングリは、神様のモノだから!」と、何とか思いとどまらせました(^_^;)

――

 2日目の昼食は、「食べログ」などの口コミで高評を博している田町のイタリアン、「ラ・チャウ(La Ciau)」にて。

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 ランチでも席の予約ができるのが、観光客としては嬉しいですね。

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 休日ランチの「Aコース」は、前菜・パスタ・デザート・カフェで1,680円!

 リーズナブルですよね~。

――

 前菜の盛り合わせ。

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 太田がセレクト、「お野菜と牛肉のラグーソースのスパゲティ」。

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――

 妻がセレクトした、「サルシッチャとカボチャ、グラナパターノチーズのラザニア」。

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 デザートの盛り合わせ。

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 以上で1,680円は、破格ですよね!?
 さらにネット上のクーポンを提示すると、何とスパークリングワイン1杯無料!という、とんでもなくありがたいサービスまであります。

 もちろん料理のお味も、評判に違わぬ素晴らしさ。

 店内の雰囲気も良く、接客もすごく丁寧で、とても気持ちの良い時間を過ごさせていただきました。

 太田@あおばです。

 東京旅行のレポートの続きです。
 (関連記事はこちらからご覧下さい。)

 旅行1日目の夕食は、「ブラザーズ 人形町店」(http://tabelog.com/tokyo/A1302/A130204/13003002/)で、ハンバーガーです!

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 キッズバーガー。
 子供たちに対しても、とっても親切なお店でした。ベビーカーのままでも入店できましたしね~。

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 店員さんのお薦め、目玉商品の「ロットバーガー」!

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 「アボガド チーズ バーガー」!

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 「ロットバーガー」を、いざ食べようと、手にした状態がこちら。

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 ……どの程度、お口を開けば食べられるのやら、想像も付かないくらいの代物です(^_^;)

 お味もすごく美味しかったです。
 昨年、やはり家族旅行で行った、某有名店(http://bit.ly/VArGGz)よりも、バンズの食感、全体のバランスに秀でている感じで、太田の好みの「どストライク」でした!(※ 個人の感想です)

 再訪したいお店が、また1軒増えました。

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 さて、水天宮近くのホテルに一泊した後、明けて2日目の朝食は、「エッグスンシングス(Eggs’n Things) 原宿店」です!

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 ガイドブック等で取り上げられていることが多く、以前から気になっていたのですが、「いつでも大行列」だというので及び腰になっていました。
 でも、1度は行っておかないと、いつまでもスッキリしない!ということで、今回、意を決して行ってみた次第。

 しかし……

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 ……土曜の朝8時台から、こんなに並ぶとは(^_^;)

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 どうも、2人席の方が回転がよいらしく、後に並んでおられた「お二人様」にどんどん追い抜かれてしまいました。
 4人席はなかなか空かず、1時間以上待って、ようやく入店できました。2人だったら30分も待たずに済んだかも。

 5歳の長女、0歳5ヶ月の二女もよく堪えた! えらい!(結構、寒かったのです)

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 ようやく巡り会えたパンケーキがこちら!
 ガイドブックでは何度も見てますが、やはりこの、山盛り生クリームを実際に見ると、すごい迫力でした!

 実は、200円追加で、生クリームを「さらに倍!」ということもできるそうなのです。
 それをオーダーしようかと一瞬と思って、やっぱり止めましたが、止めといて良かった(^_^;)
 
 妻の目撃情報によれば、2人連れのサラリーマンが、1人1皿頼んで、半分ずつ残していたそうです。勿体ないようですが、それも当然の帰結でしょう(笑)。

 太田ファミリーは、朝食ですので控えめに、1人前を3人でシェア。

 ただし、備え付けのメープルシロップ(掛け放題)をたっぷりと掛けまして、とても美味しくいただきました♪……とさ。

 太田@あおばです。

 東京旅行のレポートの続きです。
 (関連記事はこちらからご覧下さい。)

 旅行1日目のメイン目的地は、「東京スカイツリー」
 建設途中で、下から見上げたことはあるのですが、登るのは初めてです。
 事前に、高ーいチケットを購入して、行って参りましたよ~。

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 午後5時入場のチケットだったので、ライトアップが開始して間もない、夕闇の中のツリーも見ることができました。

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 登りのエレベーター。テーマは「春」でした。
 長女の事前の希望通りだったので、ラッキー!

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 東京スカイツリーから見る東京タワー。

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 東京スカイツリーから見る東京タワー、再び。

 集中して撮りたくなってしまうのは、なんででしょう……?

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 地上450mの「天望回廊」へと登るエレベーター:「天望シャトル」の天井です。
 見上げると、こんな風にライトアップされていてキレイです。

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 「天望回廊」に登ると、もう外は夕闇ではなく、完全なる夜景です。

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 やっぱり東京タワー。……しつこい?

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 最高到達点では、「ソラカラちゃん」がお出迎え!

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 「展望」じゃなくて「天望」ってところに注意!

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 下りのエレベーター。今度のテーマは「夏」でした。

 花火ってことね。

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 以下は、外から見上げたスカイツリーです。
 (※画像をクリックすると拡大され、順番に閲覧できます。)

 上から見下ろす夜景より、正直、こっちのが印象的だったかな~。美しさと迫力に、圧倒されました。

 「東京スカイツリー」の全般的な感想としては……

 とにかく人が多い!

 予約しているのに、登るエレベーターに並び、展望回廊までのチケットを買うのに並び、さらに2度の下りのエレベーターに並び……という感じで、とにかく並んでいました。
 ただまぁ、 景色はやはり素晴らしかった。良い写真も(自分なりには)撮れました。どれだけ念入りに窓ガラスを拭いているんだろうかね?、ってどうでもよいことを考えたり。

 そういう意味では、入場料なりの価値はあったかとは思うのですが……。
 できれば、人の波に酔うことなく、ゆったり景色を楽しみたかったかな~、というのが正直なところでした。数年後にでも、また落ち着いた頃に再訪してみたいと思います。

 太田@あおばです。

 東京旅行のレポートの続きです。
 (関連記事はこちらからご覧下さい。)

 最初の目的地は、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」(http://fujiko-museum.com/)。

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 「登戸駅」という、こういう機会でもないと青森県民には全くご縁が無さそうな?駅から、特別な直行バスでミュージアムに向かいます。

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 バスの中は、ドラえもんのボタンやら吊り革やら。

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 実は、ドラえもんの誕生日が、2112年9月3日」という設定になっているそうなのです。

 ですので、今年2012年は、ドラえもんの「マイナス100歳」の誕生日!ということで、様々な記念イベントが催されたとのこと。

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 長女が持っているのが、館内で利用することができる音声ガイド「おはなしデンワ」。

 でも、そんなこと全く関係なく、ただただアトラクションや遊具で遊ぶ長女(^_^;)

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 パーマン1号 (ミツ夫)と2号(ブービー)。
 ……名前は、調べないと思い出せませんでした(^_^;)

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 「もしもボックス」。
 懐かしいですね~。

 後で、長女に「何をお願いしたの?」って聞いたら、「プリキュアになれますように!」だったそうです。
 他のアニメのキャラクターをここで持ち出すとは、良い度胸だ(^_^;)

 でも、 そもそも「もしもボックス」って、お願いを叶えてくれる道具ではないですわな、厳密には。

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 「キッズ スペース」
 何も、ここまできて、こんな普通のオモチャで遊ばなくても……(–;)と、ここにいる親御さん達ミンナが思っているはず(^_^;)

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 「きれいなジャイアン」が出てくる「きこりの泉」。

 「なぜにきれいなジャイアン?」と思いますよね?
 そんな方は、こちらの解説をご覧下さい。そんなエピソードがあったとは、知らなんだ……。

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 お馴染みの公園の土管。

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 「どこでもドア」。

 「これで、どこに行きたい?」と長女に尋ねましたら、嬉々として「ディズニーランド!」と答えてくれました。

 こやつは、あくまで藤子アニメ以外のネタで勝負する気か。お願いだから、このミュージアムの中では、そういうこと言わないで……。

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 その他の風景を、徒然に。
 主に「長編ドラえもん」関係ですかねぇ。
 (※画像をクリックすると拡大され、順番に閲覧できます。)

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 オバケの「Q太郎」と「O次郎」!

 あれ、「P子」は……?

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 分かりにくいですけど、「ガチャガチャ」がたくさん詰まったドラえもんとドラミちゃんです。

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 以上、「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」(http://fujiko-museum.com/)でした。

 全体に、意外と「大人向け」なのかな?
 メインの展示内容には、ウチの長女は見向きもせず。ただただ遊んでいました(それはそれで楽しそうでしたが)。
 私らのように、「子供の頃に藤子アニメで育った」大人達が、 過去の思い出と戯れるための施設、という感じがします。その間、子供達は、キッズスペースあたりで遊んでいてね、というくらいのスタンスがちょうど良いかも。

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 さてさて、まだまだ旅行1日目は終わりません。次の目的地は、東京スカイツリーです!

 太田@あおばです。

 先日行って参りました、東京への家族旅行について、徒然にレポートさせていただきます。
 (関連記事はこちらからご覧下さい。)

 今回は新幹線での移動。

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 途中の盛岡駅では、新幹線「はやて」と「こまち」のドッキングを、長女とともに見守りました。

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 強行日程のために、今回も東京駅での昼食。

 「東京ラーメンストリート」でお目当ての「六厘舎TOKYO」については、またしても大行列のために断念。
 第2候補の、「麺や 七彩 東京駅」に入店しました。

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 オーダーは、「味玉らーめん」と……

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 「喜多方 肉そば」

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 喜多方ラーメンらしい、力強い醤油味と、平打ち麺が美味しゅうございました。

 次の目的地に向かう前に、ホテルに移動して荷物を預けます。
 今回のホテルは「水天宮」の近く。

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 青森県内でよく見る看板を、思いもかけず東京で発見して、1人はしゃぎながらの移動でした。

 次に続きます……。

 太田@あおばです。

 先週末、9月15日・16日は、岩手県陸前高田市へ出張しておりました。

 出張の様子は、Facebookに随時レポートしていた(http://on.fb.me/UhvKxEなど)のですが、どうもコメントも含めた一覧性に乏しいような。

 せっかく、3連休をつぶして、世のため人のために出張したわけですので(^_^;)、ここでまとめてアピールさせていただきます。重複ご容赦を。

――

【9/15(土)、朝】

 今週末は3連休ですが、土日は妻子を捨てて出張に行かなければなりません(^_^;)

 岩手県の陸前高田市の「陸前高田司法書士相談センター」の相談員を務めるための派遣出張です。被災地にて、仮設住宅を巡回して相談をお受けいたします。太田個人としては、陸前高田は3度目になりますね。

 大変なのは、弘前からの交通アクセス。11:00に一ノ関駅に集合となると、高速バスなら6:55弘前発の便を選ばなければなりません。
 ってなわけで、早起きにつきあってくれた妻に送られて、早朝の弘前駅。ちょうど今、バスが出発したところです。

――

 盛岡駅の到着が、9:10。んで、一ノ関駅に向かう「やまびこ」が10:10発。一時間待たなければなりません(^_^;)。
 ま、どうしたって東京に向かう方中心のダイヤ編成になるでしょうから、この辺はしょうがないところですかねぇ。

――

【9/15(土)、昼】

 「陸前高田司法書士相談センター」に着きました!
 青森県司法書士会のメンバー4名でコンビニ弁当をかっくらい、仮設住宅の地図をインターネットから刷りだして(まだちゃんとした地図がないのね……)、いよいよ巡回だ!となったところで。

 いらっしゃる予定と聞いてました岩手県会の方が、午後1時を過ぎてもいらっしゃらず。巡回自体は青森県会メンバーだけでも(慣れてるから)問題ないけど、センターを無人にするわけにもいかないので、4人のうち1人が留守番として残らなければならず。
 協議の結果、太田が留守番する事になりました(^_^;)。身体的には楽ではあるけれど、意気込んでいただけにちょっと肩すかし。明日はガンガン巡回しよう!

――

 「陸前高田司法書士相談センター」で留守番中ですが、あいにくと相談の来客も、電話も無く。

 暇なので、この本で予習中です。これがまた、なかなか良くできてて勉強になります。

――

【9/15(土)、夕方以降】

 「陸前高田司法書士相談センター」での相談員としてのお役目、1日目が無事終了しました。
 リアルタイムでは報告できませんでしたので、まとめて報告させていただきます。

 今日の前半は、既報のとおりお留守番だったのですが、途中で内勤役を交代しまして、後半はドライバーも務めて仮設住宅を3区画ほど回ってきました。
 被災地の巡回相談も、これだけ回を重ねると、相談事も出尽くしていて、「お声掛け」「PR」に終始することも多いのですが、今日はご縁があったのか、「前から気になっていたんだけど、この機会に……」と相続のご相談をいただく機会がありました。多少なりともお役に立てて良かったです。

 終了後は宿泊地の気仙沼市(宮城県)に移動。
 ホテルに行く前に、Nさんが「おいしいカマボコがある」というので、この「お魚いちば」へ立ち寄ってみました。それは「(株)かねせん」という会社の蒲鉾で、ほとんどツナギを使用していない、柔らか~い笹蒲鉾でした。結局4人が4人とも、蒲鉾をお買い上げ(^_^;)

――

 んでホテルにチェックインし、メンバー4人で慰労会へ。

 皆でアレコレ悩んだ結果、今回のお店はこちら、ホテルフロントおすすめの「新(あらた)」さん。

 ところで今回のメンバー4人のうちの1人は、八戸わかばの三浦康友さんだったりします。
 三浦さんは今回で陸前高田は5回目の参加。来月も参加してくれるということで、すごく頑張ってくれています。控えめなのか、自分自身ではあまり喧伝しませんので、かわりにアピールしておきました(^_^;)

――

 こちら、「新(あらた)」さんの4名分の「お通し」です。新鮮なカツオの刺身がどっさり。これは嬉しくないですか!?
 見た目もインパクトありますが、もちろんお味もすごく美味しかったです!

――

 そしてこちら、気仙沼名物の「気仙沼ホルモン」

――

 メニューにある「メかラライ」という謎の表示?がどんな料理なのかで、かなり盛り上がりました。
 みなさん、想像つきます?

 ヒント①:素材は、気仙沼の名物の1つです。

 ヒント②:1字だけ、お店側のちょっとした誤字があります。線が1本多かったのね。

――

【9/16(日)、朝】

 朝の気仙沼駅です。
 今日も良い天気。がんばってきます!

――

 2日目の陸前高田の朝です。日差しが強くて、もう暑い!

――

【9/16(日)、昼以降】

 今回の陸前高田の、青森県司法書士会メンバーです。
 偶然にも、太田以外は全員が八戸支部所属。本来は、今回は青森支部さんのご担当だったはずなのですが(^_^;)

――

 任務は無事に終了し、一ノ関駅に着きました。

 これは、同駅内に展示されている、金色堂。全て和菓子で出来ているそうです。

――

 ってな感じで無事に出張を終え、自宅に着いたのは20時30分頃。

 (2日目にご参加下さった岩手県会のTさんのご厚意で)青森県会メンバーだけ約1時間の早退を許して貰い、14時過ぎに現地を出発し、予定より一本早い新幹線で帰ることができたのですが、それでもこの時間。
 何ともハードな出張でした。

 とはいえ、 今回の仮設住宅巡回で、太田だけでも3名の方から相談を承ることができました。
 テーマとしては全て「相続」。震災によるご逝去だけでなく、「震災前から放置されていた相続」 の案件が多かったのが印象的でした。

 「相続」となると、司法書士にお任せ下さい!と胸を張って言える分野です。
 それなりに、被災地の皆様のお役に立てたのではないかな?という手応えを得られた、濃密な2日間でした。

 これは、昨日ランチを食べた某居酒屋で、5歳の長女が頂戴した「おまけ」の玩具。


 玩具は他にもいろいろあったのに、あえて指輪を選ぶところが、いかにも女の子です。これは本能なんですかね?

 
 それはそうと、昨日の午後は、34度の猛暑のなかにもかかわらず、「自宅にじっとしている」ということを知らない長女に、ムリヤリに「交通広場」(http://bit.ly/PtVzaR)へ連れ出されておりました。
 長女のお目当ては、「ゴーカート」と「ミニ新幹線」です。
 
 ここのゴーカートの特徴は、好き勝手に運転すればよいのではなく、自動車学校みたいな実際の道路を模したコースを、交通ルールを守って運転しなければいけないこと。要は赤信号待ちや踏切での一時停止、ということが求められるわけです。そうでないと指導員のオジサマ方にめっさ怒られます(^_^;)。
 娯楽施設というより、交通ルールを学ぼうという、教育施設ですな。
 
 が、しかし。ゴーカートにはアクセルボタンはあってもブレーキがありませんので、「ぴったり止める」というのがなかなか難しいのです。何メートルか手前で、空走距離を見極めて、アクセルボタンを放す、という高度な操作が求められるわけで。
 それもあってか、5歳未満の子供の場合には、保護者の同乗が義務づけられておりますが、5歳になったばかりの長女については、昨年もそれなりに乗りこなしてましたので、今回の2走目以降はソロで運転させてみてました。
 
 これが意外に、運転がお上手。
 同じタイミングで遊んでいた、やんちゃな男の子達は、レーンを外したりして結構怒られていたのですが、うちの長女は「上手、上手」と褒められることが多くて、指導員さん達の「お気に入り」的な扱いを受けていました。

 
 帰宅してから、長女に「上手く運転できたね~、すごかったよ!」と褒めたところ、
 娘が、某居酒屋でゲットした、例の指輪を自慢げに見せながら、言うことには……。
 
 「この指輪、願いを叶えてくれる指輪なんだよ。一生懸命、指輪にお願いしたから、○ちゃん上手く運転できたんだよ!」との回答。
 
 ……可愛いこと言うなぁ。と思って妻に報告したら、「願いを叶えてくれる指輪」ということは、妻が長女に吹き込んだことだそうです。
 まぁそれも、夢があってよい、かな?

 
 今朝も長女は、起き抜けに指輪に一生懸命お願いしてました。
 これから毎日、「早くプリキュアになれますように!」と願いをかけ続けるのだそうです。……それはさすがに、叶わないだろうなぁ(^_^;)。

 太田@あおばです。
 
 前回(http://aozorahoumu.net/google_plus/aoba_g/3349)からの続きです。
 
 想定外だった書記官のお言葉に、愕然とした太田ですが、「はいそうですか」ってわけにもいきません。
 
 太田「……そうはおっしゃいますが、仮差押命令正本もただの紙です。物理的に紛失することだって充分想定しうることでしょう。その書面1通が紛失しただけで、この土地が永久に塩漬けになってしまうというのも、何とも不合理ではないですか?」
 
 書記官「それも理解はできますが、しかし仮差押というのはあくまで一時的な権利保全の制度です。それを30年間、放置した両当事者の落ち度が招いた事態とも言えますので、その点についてもご理解をいただきたいのですが。」
 
 ……非常に丁寧な対応ではあるのですが、どうにも意見が噛みあいません。
 
 
 ご指摘通り、両当事者の責任が大きいのは、そりゃ確かでしょう。
 裁判所だって、30年経ってから唐突に事件をぶり返されても迷惑だ、と感じて当然ではあります。
 
 でも、債権者側からすれば、プレッシャーを掛ける目的でとりあえず仮差押を打ってはみたものの、実際の取り目が乏しいために、費用対効果の観点から、その後の本案訴訟や強制執行を進めることを諦めざるを得ないケースも多いはずです。
 ただ、諦めたとしても、あえて仮差押を取下げてやるのもシャクにさわることでしょうから、結果、放置となることはむしろ必然とも言えます。
 
 他方の債務者側からすれば、債権者が放置プレイ?を選んだ場合には、「起訴命令」で突っついてみて、債権者が本当にダウンしているなら「保全取消し」を勝ち取れる手段が用意されてはいます。
 しかし、それで刺激された債権者が息を吹き返して、破れかぶれに訴訟を起こしてくるという事態だって充分に想定されるわけです。ヤブヘビになるのが怖くて、できるだけそっと放置しておきたい、というのが人情というものではないでしょうか。
 
 そこを百歩譲って、「裁判所の書類が廃棄されるほど長期間に亘って事件を放置したこと」および「仮差押の正本を紛失したこと」の2点について、あくまで両当事者の非を鳴らさざるをえないとしても……。
 それに対するペナルティが、「永久に仮差押登記を抹消することができず、不動産の財産的価値が未来永劫ゼロのままに凍結されてしまう」ということになってしまうのは、社会的経済的に損失が大きく、著しく不均衡かつ不合理な結論ではないでしょうか。
 
 
 ……というような考えを、0.5秒ほど脳内で巡らせました太田ですが、ここで、あくまで紳士的に対応していただけている書記官と激論バトルになっても、あまり良い結果に繋がりません。
 ここは態勢を立て直して、いったん退くべきところです。
 
 太田「いやしかし、当事務所においても何度か同様の、仮差押の取下げは経験しています。正本があるケースの方が珍しかったはずですが……」
 書記官「……とりあえず、この場では、この登記簿上の情報だけで取下げを受理できるとは、回答できません。」
 太田「そうですか、当方としても唐突に伺って、その場ですぐにお返事をいただけるとまでは思ってませんでした。資料を置いていきますので、何とかご検討いただけますでしょうか」
 書記官「承りました。少々お時間をください。」

 ってな感じで、丁寧なご対応をいただいたことに感謝申し上げつつ(←これは本心です。担当書記官のご対応自体にはすごく好感がもてました。)、ゲタを預けたことで結論が軟化してくれることを期待して、裁判所をいったん後にしたのでした。
 
 ……この件、まだ続きます(^_^;)

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