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八戸の久保@わかばです。
八戸は地震が多い地区でありますので、それなりに地震に対する備えはしているので
すが、今回のような津波地震は初めての経験です。テレビの映像などを見るとその尋
常ではない被害の大きさに驚いており、被害に遭われた方には何と申し上げたらよい
か。
八戸では沿岸部の被害が大きいです。今日、妻の実家に向かう途中、道路の横には流
されてきた木材や自動車、コンテナが無惨に横たわり、津波の凄まじさを実感しまし
た。
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/03/13/new11031309top.htm(←
地元新聞のHPから)
事務所は海からかなり離れていますので、津波の心配はありませんでしたし、震度も
5でしたので、大きくは揺れて怖かったですが、棚から書類が落ちる程度でそれほど
大きな被害は受けませんでした。
地震が起きた際は当日申請しなければならない借換登記(4連件)を作成していると
ころでした。地震直後は停電してしまったのですが、運良くその前に申請書以外は書
類には、物件の打ち込みや原本還付用の契約書コピーなどが完了していましたので、
スタッフ手分けして登記申請書を手書きして、法務局に提出しました。
本日の午前中にパソコンやネットワークの作動を確認し正常でしたので、明日からは
通常業務となります。
地震直後から昨日の夜に電気が復旧するまでは、余震に耐えながら不安な時間を過ご
しましたが、今ではこのように皆様に状況を報告することができるまでライフライン
は復旧しています。
今回の教訓としては、常日頃から防災の準備をしておく必要があるということです。
我が家では防災セットを購入していたのですが、これは非常に役立ちました。ラジ
オ、ライト、ライターなど必要最低限のものは入っているので、これは必要だと思い
ました。ただ、防災セットを買ったとしても電池や食料は不足です。結局は電池も食
料も調達することができたのですが、ライトやラジオのための電池(単1?単4)は
家の中に予備を置いておく必要があると思います。また、食料と水も必要です。缶詰
であったり、パックのご飯だったり、パンだったり。日持ちするものを具えておくこ
とが大事です。改めて思い知らされました。
また、電気がなくなったため、オール電化の家では暖をとる手段がなくなってしまい
ます。またオール電化に限らず最近の灯油ストーブは電気がないと作動しませんの
で、多くの家で暖をとる手段がなくなっていました。私は実家から10年以上前に
使っていた反射式の灯油ストーブを借りることができたので良かったのですが、オー
ル電化の家は石油ストーブを購入し倉庫などに具えておく必要があると感じました。
ただ、古いストーブを使って一酸化炭素中毒で搬送される被災者の方もいたようなの
で、注意が必要です。
復興に向けて私ができることを少しでもやっていかなければと思ってます。
改めまして私からも、今回の大震災により尊い命を失われた方のご冥福と、行方不明
の方のご生還、そして被災された方々のご快復と、一刻も早い生活状況の復旧とを心
より祈念申し上げます。