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太田は、今でこそ司法書士なんていう、そこそこ、まとも?な職業についておりますが……。
実は小学校に入学するまで、平仮名もほとんど書けない(※自分の氏名の字だけは書けたらしい)という、ちょっと学習能力が劣った子どもでした。
30年ほど前の話ですから、現在ほど幼児教育が盛んな時代ではありませんでしたが、それでも周囲の幼稚園児は、平仮名くらいは普通に書けていたようです。
看護師だった太田の母ですら、我が子には何らかの「発達障害」があるのではないか、と本気で心配したそうでした。
しかし、太田が小学校に入学したとき、担任になったT先生に、母がそのことを深刻そうに相談すると……。
T先生は柔らかに微笑んで、「気にすることないですよ~。それを学ぶのが学校ですから。」と応えて、母を安心させてくれたそうです。
その後の太田は、そのような包容力のある先生方のご指導の甲斐あって、それなりに学力を伸ばしていくことができたわけですが……。まぁそれは、また別のお話。
今回の本題は、私自身のことではなくて、うちの長女(5歳)のことです。
長女には、「公文式」( http://bit.ly/YhRWwb?)で国語の学習を受講させています。
↑ ちょっと古い写真ですが、こんな感じです。
受講させた動機は、実は前振り(太田の上述の経験)とは全く関係ありませんで。単に、長女の通う保育園では、保育園のお部屋を間借りするかたちで公文式の教室が開講されているものですから、ウチも周囲のお友達と歩調を合わせるかたちで受講させていました。
こんな風な漢字の書き取り練習。見るとツラい思い出がフラッシュバックする!(>_<)……という方も多いのでは?
にしても、小学校に入学するのはまだ1年以上先の話になるのに、平仮名・片仮名は完全マスターのうえで、もう漢字をガリガリ練習しているというのは、太田自身の当時の状況と比べると、エライ違いです。
んで、昨晩の宿題の最後のページが、こちら。
設問の文章を読む限り、出題者の意図としては、回答の最後はこのように、「あつい(暑い)」「あつい(厚い)」と二度繰り返すのが正答なのではないかな、と思うのですが。
横で見守っていた太田が、「じゃあ『うすい』の反対言葉は、なに?」と尋ねますと……
長女いわく、「うーん、『濃い』かな?」と回答。
おぉ。それはそれで正解です!
おそらく長女としては、同じ回答を2回続けちゃいかん、という判断もあったのでしょう。
やっぱり日本語って難しいな、と思うと同時に、我が子の柔軟な発想にちょっとだけ感心しました~、という出来事でした。