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区画整理に伴う換地処分で、200坪の敷地の道路端につけられた8坪の墓地跡地。その敷地の所有者以外6名共有だった。次世代に問題を残したくないとみんなから持分を取得して単有名義にしたいと依頼を受けました。
換地処分から30年くらい経っており、依頼者もその敷地に住んでいたので取得時効の裁判を提案したが、親族関係を考慮して、持分を貰い受ける交渉をすることにしました。
3名から貰い受けることができた時点で、一人が拒否したため、やむなく「共有物分割請求訴訟」に切り替えました。
残る3名中2名は相続が開始していたので、被告は17名(^^;;しかも一人は行方不明…
訴訟提起→所在調査→公示送達→判決→被告らへの振込み→供託(オンライン)→相続登記(代位登記10連件)→共有物分割の持分移転→依頼者単有名義!
と、教科書のような事案が終わりました。間に関連の遺産分割調停挟んだので3年越しでした(^^;;
結構あると思うのです。今回のような共有地。土地が小さいので司法書士の代理権内だし、訴訟も立証活動もそんなに複雑ではない。司法書士の強みは最後の登記まで責任もってできる。
共有物分割請求事件は本人訴訟支援も含めて司法書士でも十分対応できる事件だと感じました。
posted at 14:17:39
みんないないなかで土日は事務所で仕事しましたが、明日から久々の事務所出勤。
土曜日は、仕事をかい潜り、息子と一緒にドラえもん。
熊本→八戸→東京(リーガル理事会)
半分仕事だったけど、リフレッシュ
明日からマジで仕事せねば…
posted at 20:50:12
posted at 10:37:10
私としては、後見人に医療行為の同意権を持たせるのには疑問があります。そんなことまでは決められない…
日本経済新聞
成年後見、医療行為の同意可能に 自公が今国会に法案?
自民、公明両党は判断能力が不十分な人にかわり後見人が財産などを管理する「成年後見制度」の普及に向け、今国会に法案を提出する。現行制度では後見人の権利として認めていない医療行為の意思決定への関与も可能にする方針。国や自治体に利用促進のための基本計画をつくることも義務付ける。民主党など野党も賛成する方向で、年度内成立をめざす。
与党がまとめた「成年後見制度利用促進法案」は、財産管理など法律行為への支…
posted at 23:54:20
今日の昼食会で日銀青森支店長からマイナス金利の説明を受けました。なるほどなーって。
その中で興味を持ったのが「限界効用逓減の法則」経済理論らしい(http://secwords.com/%E9%99%90%E7%95%8C%E5%8A%B9%E7%94%A8%E9…)
例えば1個100円の美味しいリンゴ。最初食べた時は150円くらいの価値を感じるのに、続けて食べることにより、5個目には80円くらいの価値にしか感じないという効用。最初は安いって感じるけど、後の方では高いと感じるようになる。
司法書士業務にも当てはまるところあるなって。