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柳田和雄司法書士の退職について(弘前あおば)

2019.06.19
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投稿者:あおば登記・法務事務所
【柳田和雄司法書士の退職について】
 当事務所に所属していた、柳田和雄司法書士が、本年5月末日付で司法書士業を引退し、当事務所を退職いたしました。
 前々から予定されていた出来事ですので、もっと早くに、皆さまへお伝えすべきことだったのですが、前もって大っぴらに発表するのも何だか憚られ、また今月に入ってからは立て込んだ業務の対応でバタバタしてしまい、なかなかコメントをまとめることができず、つい日数が過ぎてしまいました。
 柳田司法書士(以下「柳田さん」と呼ばせていただきます。)は、手元の記録によれば、昭和53年に司法書士会に入会され、昭和54年に、当事務所の前身であった赤平悦男司法書士事務所に入職されました。
 よって、通算して約40年の長きに亘り、当事務所の維持発展に尽力していただいたことになります。
 私(太田宜邦)が当事務所に入職したのは、今から16年前のことです。
 その時点で、すでに柳田さんは60歳手前でしたが、全く年齢を感じさせず、いつでも颯爽とした感じの、「カッコいい先輩」でした。
 そして、その印象は、16年経った現在に至るまで、ずっと変わりません。
 もちろんお仕事の方でも、皆さまよくご存知のとおり、会社法人登記のスベシャリストとして長年活躍していただいたのですが、実は、私が入職する前には、柳田さんは裁判事務も数多く手がけられておられました。
 裁判事務は、時間がかかったり、独特のノウハウを要するなど、なかなか不動産登記業務との兼ね合いが難しくて、近年では私自身も正直、ついつい敬遠しちゃっているところがありますが、入職当初は、私が裁判事務のメイン担当を務めておりました。そして、柳田さんから譲り受けた膨大な資料を参考にしながら書類作成していたのです。
 その多岐に亘る文例に、こんな分野から、あんな分野まで手がけていらしたのか、と毎回驚きながら拝読していたことを覚えています。
 それまで、会社法人登記はもちろん、不動産取引の立会いなども、ずっと柳田さんがメイン担当だったはずです。
 その傍らで、これだけ幅広く裁判事務を手がけてこられたことは、現在の当事務所の陣容と比べて推察すると、どれだけ凄い業務量を、柳田さんお1人でこなしてこられたことになるのか、もう感嘆するしかありません。
 そのように、まさにスーパーマンのような、偉大な先輩が引退されたわけですから、当事務所に生じる穴は、計り知れず大きいものであることは、否めません。
 しかし、残る我々で、先輩に恥ずかしい思いをさせることのないよう、これまで築き上げてこられたものを守り、さらに発展させていかなければなりません。
 会社法人登記の分野での後任は、副所長の田中利親司法書士が務めることになっています。
 誠心誠意、務めさせていただきますので、皆さまにおかれましては、今後も変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
 最後に、柳田さんへ。
 いつまでも「カッコいい先輩」でいてくださるよう、身体に気をつけて、お元気で過ごしてください!
 本当に、長年の間、ありがとうございました。
 

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